in the afternoon 昼下がりの公園で。 先輩と並んで座った芝生の上。 ぽかぽか陽射しはあったかくて・・・ そして・・・それ以上にあったたかった心。 いい天気だね そう呟いて笑った先輩の笑顔。 いつだって。 いつだって。 大好きな笑顔だけれど・・・ 今日はいつも以上に優しい気がした。 公園に響く子どもたちの笑い声。 空に輝く太陽は眩しい光に溢れている。 緩やかな風に吹かれて二人。 ずっと・・・ずっと座っていた。 このまま時間が止まればいいのに・・・。 そう思った私を見透かしたように、先輩がくすりと笑う。 そうして。 髪に触れる先輩の指先。 ほっそりとした綺麗な指先に見惚れた私に微笑んで。 そっと髪に落とされたキス。 ちゃんの髪って綺麗だよね 僕は好きだな そして。 さらりと指から離れた髪に、気を取られた私に聞こえた小さな呟き。 でも・・・ちゃんはもっと好きだけどね そうして微笑んだ先輩の笑顔は、どこまでも柔らかで・・・。 透き通るように綺麗な微笑みだった。 それは・・・ある日曜日の昼下がり。 穏やかで・・・優しい風が吹いた日のことでした。 END ・・・はい、白い不二先輩ですね。 コンセプトは”公園”、”いちゃいちゃ”、”ふんわり”・・・です。 これは・・・けっこう普通の夢っぽいですか? →戻 |