高い空
遠い月
手に入らない遥か彼方のもの
「やだってば・・・」
「やだ・・・」
「そんなこと・・・」
「せんせぇっ!」
the crazy wheel of fortune
涙さえ流れないこの身。
今さら
今さら何と言えば良かったのか。
どうすれば良かったのか。
オレには・・・分からない
君をただ抱きしめれば良かったのかもしれない
抱きしめて抱きしめて抱きしめて囁けば・・・
君はきっと笑って側にいてくれただろう
だけどオレは怖かった
置かれた境遇にも負けず
どこまでも真っ直ぐに純粋だった君
その姿は眩しくて
オレを惹きつけてやまないけれど
反対に
怖くて怖くてたまらなかった
オレにはない強さを持つ子ども
オレを置いていってしまう金と蒼の輝き
手を伸ばして
抱きしめて
それで手に入るなら
オレはいくらだってそうした
でも
伸ばすことのできない腕
踏み出すことを躊躇う足・・・
それが全ての始まりだったのかもしれない
狂い始めた歯車はどこまでも止まらなくて
今はもう・・・止めることはできない
何が正しくて
どの道を行けば良かったのかなんてもう分からない
・・・分かりたくない
分かるのは手にした小さな身体
泣き叫ぶ声にも耳を貸さず
強引に手に入れたオレだけの金と蒼
ダレの目にも触れないように
ダレにも声を聞かさないように
ダレもその目に映さないように
ダレの声も聞かないように
閉じ込めて
閉じ込めて
閉じ込めて
閉じ込めて
オレだけのもの・・・
薄暗い地下室
窓もない
灯りさえもない暗い場所
閉じ込めた君は
それでも綺麗で
蝋燭の灯りの中揺れる影
ゆらり
ゆらり・・・
揺れて乱れて
綺麗な君
ダレにも見せたくない
ダレにも触れさせたくない
これはオレの望んだこと
君の意志を無視したオレの行為
君はきっと許さないだろう
それでも
置いていかれるよりもいい
離れていかれるよりもいい
許されなくても
オレは後悔なんて・・・しない
これはオレの望んだことだから。
END
訳分からないものを書きました・・・
ダークっぽいのを目指して挫折したんです、ええι
なんと言うか・・・
うう・・・ぱたり。
・・・コメントをこれ以上すると墓穴掘るのでやめておきます(泣)
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