どこか近寄りがたく

どこか寂しげな・・・

鈍く冷たく光る窓ガラス

いったい何を・・・映しているの?





≪プロローグ≫





「は〜」

壁に背をもたれさせ、深い溜め息を一つつく。



月明かりだけが頼りの街角で
今日もあの子の部屋を
一人見上げる



「オレも毎晩毎晩こんな所で何やってるんだか・・・」

そう言いつつも今日もまた?
夜の暗闇に紛れながら街角に立っている。



任務のためでもなく?

ただ

ただ

あの子の側にいたいから



窓の向こうは何も見えない。
静まりかえったその小さな部屋に
今日も一人眠るあの子



眼を閉じれば
思い浮かぶあの子の笑顔

だけど?

今も笑えているのだろうか・・・
この寂しい夜の中で



本当は?

側にいてあげたい

でも?

まだこの想いが何なのか?

自分自身分からないから



今はまだ・・・ここで・・・










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何を思ったのか突如続きものを・・・ι
とりあえず今日の所はプロローグだけです!
・・・それにしても短いね、これ。
なはは、笑ってごまかそう!


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