かたかた

かたかた

夜の闇の中

窓ガラスを震わせる風の音



ほんとうなら?

それはとても小さな音なのに?

この静まりかえった小さな部屋では

耳について離れない




≪プロローグ2≫





真夜中の11時
ベッドに一人転がって
そっと窓の向こうを眺めていた



今日はお月様も出てないね

なんて真っ暗な夜の空

明日は雨かな?

きっと雨だね・・・



疲れたように瞳を閉じて
ベッドにそっと顔を埋める



ここはオレのお城

誰も入ってこないオレだけの城・・・



ここでなら安心できる

自分でいれる

だって誰も見てないもの



笑っても

叫んでも

泣いても?

誰にも分からない



オレだけの世界



まるでオレの心そのままに・・・

小さくて寒くて?

なんにもない部屋



窓の向こうは遠い世界

手を伸ばせば届きそうで?

決して届かない儚い幻



誰か・・・

オレを見てくれている人はいるのかな



いるわけないか

そんな人



自嘲気味に否定して
顔を埋めたまま声も上げずに零す涙



ここはオレだけの世界

泣いていたって

それを知っているのは

この部屋にあるものだけだから



声をあげて泣いてみようか・・・










to be continued.....

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は!?まだプロローグι
う〜ん、う〜ん・・・ま、いいか(爆)
一応こっちはナルト側のプロローグだし!
しかし・・・これ・・・ちゃんと続くのでしょうか・・・?ι


今現在続いてないですね・・・あはは(冷や汗)


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